開発環境といえばEclipseですが、Eclipseとオープンソースなものをいくつか組み合わせてFlashを作れます。
一般的には、Eclipse、MTASC、ASDT、FlashoutでFAMEと呼び、それにSwfmillを合わせてFAMESと呼ぶらしいです。
とりあえず、ここまでは、id:kambara:20060323の通りにやれば環境は作れます。
しかしFlashoutがなんか古いらしく、最近は外してAMESと呼んだりするらしいです。(http://actionscript.com/Article/tabid/54/ArticleID/Far-Beyond-Open-Source-Flash-Development/Default.aspx)
Flashoutってのはビルドとかも担当してくれる便利なものなのですが、これの代わりに最近はas2antを使うらしいです。
http://www.as2lib.org/
からダウンロードできます。antは適当にインストールしておいてください。(All-In-One-Eclipseなら最初から入ってると思います)
以下説明(Eclipse上で操作するものとします)
- とりあえずFAME環境をid:kambara:20060323の通りに作っておいてください。(Flashoutは無くても構いません)
- ActionScript 2 Projectを作成します。名前はsampleとでもしておきます。
- 直下にbuild、filesフォルダを作ります。buildはswf、filesは画像とかを入れることとします。(別に何でもいいです)
- プロジェクト直下にbuild.xmlを作ります。
- build.xmlを記述します。大体こんな感じです。*1EclipseのXMLエディタが出てきてコピペできないよーって人は、build.xmlを右クリックで「アプリケーションから開く」-「テキスト・エディター」です。
<project name="Sample Project" default="sample" basedir="."> <taskdef name="swf" classname="org.as2lib.ant.Swf" /> <property name="src.dir" location="src"/> <property name="build.dir" location="build"/> <property name="files.dir" location="files"/> <target name="sample" description="builds sample swf"> <swf src="${src.dir}/Sample.as" dest="${build.dir}/sample.swf" width="300" height="100" framerate="31" bgcolor="FF8A00"> <clip id="pict" import="${files.dir}/pict.jpg" /> </swf> </target> </project>
- filesフォルダにpict.jpgとか適当に作って入れておいてください。
- srcフォルダにSample.asファイルを作ります。こんな感じにしておきます。
class Sample { private var picture:MovieClip; public function Sample(container:MovieClip) { this.picture = container.attachMovie("pict", "pict", 1); this.picture._x = 10; this.picture._y = 10; } public static function main(container:MovieClip):Void { var sample:Sample = new Sample(container); } }
- swfmill.exeにパスを通しておきます。面倒だったらswfmill.exeをプロジェクト直下に置いておけばいいです。
- build.xmlを右クリックして「実行」-「Ant ビルド」します。
- sample.swfが多分出来上がっています。