nazolabo

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Silverlight SDKを覗く

SDKの中身

開発ツールとかコンパイラとかはありません。基本的にはただのファイル群です。

んじゃどうやって開発するの

Silverlight自体はただのライブラリ群(というかCLR)と思えばいいです。HTML上にXAMLを表示してJavaScriptで制御する、みたいな感じです。現状では。JS以外でもできるようなのですが、よくわかりません。
早い話が、Expression Studio買ってね☆ミということです。ただしXAMLはテキストなのでがんばれば自力で書けます。

ファイル構成

SDKを解凍すると、中にいろいろ入っていますが、特に重要なのは、

  • Silverlight.js(共通ライブラリ)
  • CreateSilverlight.js(雛形)

の2つです。
Silverlight.jsは、JavaScriptからSilverlightを操作するライブラリですが、特に中身は気にしないでおきましょう。追うのがめんどいです。
CreateSilverlight.jsは、Silverlightオブジェクトを作成する際の雛形として利用します。中身は、

createSilverlight()

という関数が定義されているだけです。コメントアウトされているので、それを外して自分用に設定しましょう。XAMLはどこかから持ってきてください。
設定が終わったら、HTMLを適当に用意して、そのHTMLからcreateSilverlight()を呼ぶだけです。雛形でもよくわからんって人はサンプルも見るといいです。
あとはイベントハンドラを定義して、control.content.findNameとかでオブジェクトを取得して、プロパティを操作して動かしたりするんでしょうか。調べるのが面倒なのでXAML好きな方はがんばってみてください。

その他

ドキュメントがchmなのでマカーの皆さんはがんばってください。
Windowsな方はVisualC#(要SP1)を入れておくと、SilverlightBetaToolsForVS2005.zipに入っているテンプレートが使えます。このあたりはMicrosoftですね。とは言っても本当にテンプレートだけなのであまり意味がなさそうですが。ちなみにぼくは何故かSP1を入れても開けませんでした。